参院選で「れいわ新撰組」に投票すべき理由
このようなブログに選挙関連の記事を書くのが妥当かどうかは分かりませんが、やむにやまれず書いておきます。
次の日曜日は参議院議員選挙の投票日ですが、
全国区は「れいわ新撰組」、東京地方区は「野原ヨシマサ」 (東京の人)を応援する必要があります。
「れいわ新撰組」が旗揚げしたとき、管理人はあまり関心がありませんでした。
名前のイメージから、また目立ちがりやがなんかやっているなとの
感想でした。
ところが、たまたまユーチューブで山本太郎の演説を見たら、
パネルを使いながら、日本の政治の駄目さ加減を理路整然と訴えていました。
たんに政権を批判するのではなく、
具体的な統計数字をもとに、
日本の現状がどれほど悪く、
国民を貧困化させているのか、
また、どうしたらブレーキを掛けられるのかを
自分の言葉で聴衆とやりとりしながら語っていました。
タレント出身の議員ということで、あまり関心も無く過ごしていたのですが、日本の惨状を憂う彼の気持ちは本物だと思います。
与野党を問わず、その他候補者の自分さえ当選できればいいという
保身候補の内容の無い言葉に比べたらその重さは比較になりません。
正直、管理人は「れいわ新撰組」 の公約の半分以上は反対ですが、
今の段階では是非参議院に行き、小学校なみの国会に事実と知性をもとにした議論を起こす起爆剤になって欲しいと思います。
「れいわ新撰組」は既に3億を越す個人献金を集めています。
短期間にこれだけの額を集めたということは、それだけ今の政治に
絶望感を持っている人が多いということでしょう。
いままでは、自民党はひどいが受け皿であるべき野党も輪を掛けてひどいということで選挙の選択肢がありませんでした。
「れいわ新撰組」 は闇夜にぽっと点いた希望の星として有権者が認識したのです。
この星をなんとか明るくすることでしか日本の未来はないでしょう。
(管理人も政治献金というものを初めてして、不在者投票も済ませました)
創価学会にF作戦というものがあるそうですが、できれば皆さんもご家族・ご友人に呼びかけてください。(笑い)
ここで火を消したら、日本没落・貧困化の加速度はますます進みます。
管理人の子供のころは「一億総中流」という言葉がありました。
また、「日本式経営」や「日本型資本主義」も、、
日本式経営を研究して、欧米と比較してのその美点と独自性を分析して本を出した英国の学者(名前は失念しました)がいました。
しかしながら彼が最近だした本の題名は「幻滅」だそうです。
かっての日本式経営は消滅したということです。
また、日本国民も一握りの富裕層とその他の下層階級に分断されて、
中流階級も消滅しました。
国民のことを考えて適切に運営していれば得られたであろう生活の向上も、20年以上の人為的なデフレ(スタグフレーション)で失われ逆の方向に加速しています。
最近、売国政権とゲームのキャラクターに言わせたとかいうことで
その作者が謝罪する出来事がありましたが、
種子法の改正・水道民営化・入管法を改正しての移民政策、
国有林の伐採権譲渡など売国政策そのものです。
日本国民の財産を外国資本に売り渡す施策が売国以外のなにものであるでしょうか。
トランプが言っているように参院選後には、日本農業を破壊するアメリカとのディールが発表されるでしょう。
そもそも消費税は法人税減税の財源として使われています。
また株式配当の低率分離課税も外国投資家のためです。
日本の法人税率は国際平均より高いと経団連は嘘を広めていますが、
実質は安すぎてよだれが出るくらいです。
元国税調査官が暴露。「日本の法人税は世界的に高額」という大嘘
トヨタが利益を上げているにもかかわらず5年間も法人税を
まったく払っていなかったという事実はおかしくないですか。
純益2兆円なのに。トヨタが5年も法人税を免れた税法のカラクリ
また、若年層自殺率が世界一です。
より分かりやすく分析した記事もあります。
財務省は国債残について子供世代につけを残すなというデマを繰り広げていますが、国の債務は国民の資産です。
それを個人の収入・支出になぞらえて増税のための嘘をつき続けています。
プライマリーバランス黒字化という馬鹿な目標を止めない限り
日本は破滅へまっさかさまです。
最近MMTという理論の認知度が高まってきて注目を集めていますが、
それ以前に日本の心ある人(三橋貴明、中野剛司、藤井聡ほか)は財務省の嘘を暴いています。
ただなかなか国家的な嘘を覆すのは難しいのは事実です。
それでも少しづつですが、財務省(政府)の嘘に気がつき始めている
人が出てきています。
「れいわ新撰組」 はその嘘(洗脳)に染まっていない公約を
提唱しています。
もし、日本が本当に貧乏国であるのならあきらめもつきますが、
実態は世界一の金持ち国なのに意図的もしくは無知による
政策で国の貧困化が加速しているのが絶望を加速します。
企業を儲けさせて賃金を減らしたアベノミクス、国民重視に転換しないと日本は衰退する=斎藤満 | マネーボイス
自民党は「政治の安定」を訴えているそうですが、
ほかにPRできるものがないのでしょう。
「政治の安定」=日本の貧困化
です。
国際社会で日本がある程度の発言力がある?のは経済力のおかげですが、その経済力も無くなれば独立もしていないアメリカ属国の日本などどこも相手にしません。
そうなれば日本の独立は遠のき国際的地位はますます低下します。
最近は日韓関係が話題になっていますが、
その韓国でさえ20年近くでGDPは2.6倍になっています。
国民一人当たりのGDPでは日本の次ぐらいにランクインしていて、
このままでは、まもなく見下ろしていた韓国にも抜かれることでしょう。
GDPの伸びはほぼ政府支出と連動します。
一人負けの日本の政府支出は次のとおりで、上記表との関連は明らかです。
なんとかその流れを遅らせるためにも政治の変革(まともな政権運営)が必要です。
もちろん簡単には変わりませんが、「れいわ新撰組」 は種とはなるでしょう。
「れいわ新撰組」 はユーチューブに動画がたくさんアップされているので、日本の将来に不安があれば見るだけども見てください。
お願いします。